統合型校務支援システムを私学へ導入する際の手順とは？

導入準備

・導入チームを設定

校務支援システムを導入する前に、デジタル機器に詳しい職員をリーダーとして導入チームを設定します。導入チームで目指す方向性や運用ルールについて話し合い、方向性を定めるのです。

・校内に共有して理解を促進

システムを導入してどのように業務を効率化させるのか、教育の質の向上にどう活かすのかなどを、すべての教職員に共有し理解を促します。

・システムの選定

学校の実情に合ったシステムは操作が簡単で扱いやすいか、運用の実態に合わせてカスタマイズできるか、長期的にコスパがよいかなどの視点で選定します。

導入初期

・機能の段階的な可動

すべての機能を一度に稼働させても、すべて使いこなすことは難しく、現場の負担になってしまうため、段階的に稼働させて、少しずつ慣らしていくのが効果的です。

・苦手意識がある職員には個別に支援

システムを導入しても、活用できなくては意味がありません。苦手意識がある職員には気軽に質問できる雰囲気をつくり、細やかな支援が大切です。

・ヘルプデスクを積極的に活用

使い方がわからない場合やシステムにトラブルが発生した場合には、気軽にメーカーに問い合わせできるよう、関係性を密にしておくことが大切です。

定着期

・PDCAサイクル

計画→実行→評価→改善というPDCAサイクルに沿って、継続的に見直しや改善を行います。

・効果測定の実施

システム導入の効果や新たな課題を確認しながら運用します。

・次期システムの検討

一定期間の運用後に新たなニーズや課題が明らかになれば、システムの更新や乗り換えの検討が必要です。

統合型校務支援システム選定の注意点

校務支援システムには様々なものがありますが、選定には注意が必要です。業者との打ち合わせでは以下の点を確認してください。

・必要な機能が整っているか

見積もりが安くても必要な機能がなければ追加購入しなければならず、高い費用がかかる場合があります。

・OSが変わっても移行できるか

サーバーやパソコンの更新でOSが変更になった場合、システムが移行できなければ対応に多額な費用がかかる場合があるため、注意が必要です。

・トラブル発生時の対応

導入後にトラブルが発生した場合、業者はどのような対応をしてくれるのか事前に確認しておきましょう。

プロトタイプ開発の校務支援システム

システックITソリューション株式会社は「プロトタイプ開発」の手法を採用しております。プロトタイプ開発とは、開発途中のシステムを仮納品して、先生方に実際に使っていただき、そこで出たご要望を反映させて調整を繰り返し、最終納品させていただく手法です。そのため、先生方には段階的にシステムに慣れていただけるうえ、ご要望にピッタリ合ったシステムを納品することができます。

校務支援システムの導入や乗り換えをお考えでしたら、ぜひシステックITソリューション株式会社にお問い合わせください。