教務システム導入で出欠管理の業務負担を減らす！背景や方法について解説

出欠管理の業務について

出欠管理は、教科の授業を始める前に出席しているか確認を取り、紙媒体に記入するケースも少なくありません。毎回の出欠状況を紙に記録する場合、出席情報をまとめるのに時間がかかり、教職員に大きな業務負担が発生します。

近年、学校内のネットワーク環境は整備されつつある状況です。高等学校における生徒用モバイルICT端末の導入率は年々増えており、生徒一人ひとりに端末を配備している学校も増加傾向にあります。

このネットワーク環境を活用し、各学生が端末から本人確認データを送信することによって、リアルタイムな出欠情報の集計が可能です。

出欠管理の効率化が求められる背景

教育環境の向上が求められている一方で、教職員は授業内容や方法の改善、生徒の授業に対する意識の向上などの問題にも直面していますので、なかなか手が回らない状況です。少子化による15～18歳人口の著しい減少や大学進学率の上昇などの社会的背景を受けて、高等教育は授業内容の一定の品質を維持するとともに、学生によって理解しやすい授業を提供することが求められるようになりました。

しかし、授業を担当する教職員は授業資料やテストの作成、補講の実施といった個別対応に追われ、授業および授業準備に時間がかかってしまいます。時間的な制約から万全なサポート体制を整えることは至難の業です。

出欠管理ができる統合型校務システムを導入することによって、出欠管理にかかる時間、ならびに教職員の負担になっている事務的なコストを削減でき、教育環境の改善・向上に時間を割けます。また、出欠状況の履歴を生徒本人が確認できるシステムの場合、出欠管理は教職員が生徒を管理するのではなく、生徒が主体となって学習管理を行うことも可能です。

システックITソリューション株式会社の教務・校務支援システム「Major School System」は、私立高校・中高一貫校向けの校務支援システムパッケージです。学籍・成績・出欠・進路・保健・入試・保護者連携機能付きグループウェアなど統合型校務支援システムとして、学校様の運用や仕様に合わせた戦略的なシステム構築の支援を行っております。

保護者連携機能を活用すると、学校行事の連絡や個人面談の日程アンケートなども、生徒を介してプリントを配布する必要はありません。保護者はいつでもカレンダーに希望日を登録できるうえに、調整が発生した際もシステム上で変更を行えますので、ほぼ人手を介すことなく保護者面談の調整ができます。

障害にも強く、サーバーにトラブルがあってもパソコン単体で運用できますので、セキュリティ強化にも最適です。統合型校務支援システムの導入や乗換を検討している方は、ぜひご相談ください。