【学校システム・導入】高校生徒の進路指導ではどのような業務を行う？

情報の収集

進路指導部の仕事内容の大半を占めるのは、情報収集です。生徒が就職・進学のどちらを選ぶかに合わせて、企業や大学・専門学校のあらゆる情報を集めます。これらの情報を分析し、整理してまとめることは、計画を立てるうえでも重要な作業です。

当然ですが、データは最新の情報でなければなりません。データ・動向をまとめて生徒に発信するための準備を行います。

情報の共有

情報は生徒との共有はもちろん、担任教師とも必ず共有します。情報が古くて使えないなどということになれば、生徒との信頼関係にも支障が出ます。入試制度など、情報に変更があれば、必ず担任教師とも情報共有しなければなりません。

文書・計画の作成

校内行事などの案内から、進学・就職先へ送付する合格お礼文書など、様々な文書作成に携わります。中でも外部向けの作成が多い傾向です。

情報の収集・共有と並行して、進路計画の作成も進めます。模擬テストや進路ガイダンスの実施に向け、計画を立てることも進路指導部の重要な仕事です。模擬テストは準備期間も必要なため、2～3ヶ月前には計画を始めなければなりません。試験日程の連絡から結果が出た後のデータの分析まで、一連の流れの作業内容は多岐にわたります。

進学・就職の指導

進学であれば、大学入試センター試験出願書類の補助や推薦会議の実施が挙げられます。推薦入試であれば、面接・小論文の指導も必要です。

進路が就職であれば、ハローワークとの連携や求人票を管理します。そして、生徒には就職試験・面接試験の指導を行わなければなりません。

進路に関する相談

生徒から進路に関する相談を受けることも進路指導部の大切な仕事です。個別やグループで相談を受け、アドバイスしたり必要な情報を共有したりして、問題解決に向けた手助けを行います。

卒業者の指導

進学・就職の進路が決定した後も、高校卒業後にしっかりと適応できるようにサポートすることも仕事に含まれます。

進路指導はデータ管理が重要

進路指導部に置いて大切なことは情報を収集・分析して知識を増やすことです。あらゆるデータを管理し、生徒それぞれの進路に最適な情報を共有しなければなりません。生徒の将来を左右する仕事ですので、多くの情報を正確かつわかりやすくまとめて、データ管理することが重要です。

システックITソリューション株式会社では、データ管理をスムーズに行える教務システムをご提供し、業務の効率化をサポートいたします。万一データが漏れても外部からは情報を開けないセキュリティ対策を行っておりますので、生徒の情報など大切なデータ管理も安心です。費用などにつきましても、お気軽にご相談ください。